どこまでも∞

フルマラソンは短距離走。どこまで走れるか、行ってみましょうどこまでも。

2007年07月

2007.07の走行距離

今月の走行距離:293km

第60回富士登山競走

富士登山競走
言わずと知れた「日本一過酷なレース」です。
どれくらいきついのか確かめたくて山頂コースに参加しました。

前日は山中湖民宿に泊まりました。
宿のお風呂で、静岡のベテランの方にいろいろ教わることができました。
初出場で無謀な目標タイムを言う私に、山頂で待ってますよ、と言ってくださいました。
その方は3時間20分位が目標とのことでした。

当日は天候に恵まれ絶好の登山日和です。
前年度完走者以外は後方からのスタートです。号砲から1分40秒でスタートラインまで達しましたが、その先もまだ渋滞です。
市役所を出てしばらくして左折,浅間神社までゆるやかに登ります。中の茶屋までは普通の坂道で、息が上がらない程度に飛ばしますが、もう汗だくです。このあたりで周りのゼッケン番号がほとんどが3桁(前年度完走者)になって少し安心します。
この先は舗装がひび割れ、石畳のようになっていたりします。馬返しが近くなると、ぐっと傾斜が増し息が上がります。かなりの傾斜、歩き始める人も出てきます。

馬返しからはいよいよ山登りです。
3合目を経由し5合目までは基本的に早歩きで登り、余力が出たとき、前の人が走り出したとき。傾斜が緩く感じたときに走りを入れます。

5合目からがいよいよ本番になります。
私レベルが走れるのは山小屋の前など一部のみでほとんどが歩きです。6合目を過ぎ、7合目手前の砂礫のジグザグ道はつらいです。蹴らないように脚を付け根から動かさないと滑って登れません。7合目の山小屋連続区間あたりから岩登りです。四足を使って這い上がります。この区間、試走時は楽しかったんですが、本番は飛ばしているだけにつらいです。階段も這って登りました。

8合目あたりは岩砂礫
前の人の足型を踏んだり、道の端を歩いたりして出来るだけ滑らないようにします。鳥居を越えたらあと少しです。この辺りでバテたのか、気分が悪くなり立ち止まってしまいました。高校生の登山者集団の間を抜け、手をつきながら岩を登ります。

ようやく狛犬最後の鳥居が目前に。
最後の力を振り絞り、ゴール

女性1位のKさんより少し速くゴールしました。
試走のときにずっと私と同じペースで登ってくる女性がいました。きっとベテランなんだろうと思って話しかけたら、初出場とのことでびっくりしたのですが、優勝されたのに二度びっくりでした。

さて前夜の約束ですが、私が待ち合わせ時間に2分少々遅刻してしまったため、お会いすることはできませんでした。
残念!

本当に日本一かどうかはさておき,きついレースであることは間違いないですね。
山登り練習も必要だし、2400m以上は急性高山病のリスクも考えなくてはなりません。
山頂コースの完走率は49.8%(男子:50.4%,女子:38.7%)。男子完走率の50%超は9年ぶり、男女の完走率もここ5年ではいずれも最高の数字とのことでした。

いやあもう十分堪能しました。今は二度と参加したくないという気分ですね

記録:03h32'35"

第23回北軽井沢マラソン

坂道トレーニングのため、昨年に引き続き北軽井沢マラソンに参加しました。

マラソンブームを反映してか,参加人数は過去最高でした。
20度前後でちょっと暑かったです。

コースはアップダウンがきつく、後半に長い登りがあります。
前半から普通に飛ばして後半を頑張る方針にしました。
前半は3分3-40/kmで想定より速くなりました。
しかし後半の登りで頑張りきれず、ペースが落ちてしまいました。
昨年より坂はきつく感じなかったんですが、もっと精神的な鍛錬が必要ということでしょう。


記録:01h24'09" 
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