Nemeaを出発します。
エイドを出てすぐに子犬に絡まれる(笑)。
坂を登っていき、小さなピークを越えて次のエイドのすぐ先を左折します。
前方右手の岩肌に昔の住居跡のようなものがあるんですが、今回は真っ暗でよくわかりません。
10年前は細かったこの道もずいぶんと幅の広い道に変わりました。
やはり暗いとペースが落ちますね。
次のエイドの先の分岐を右に進むとやがて未舗装区間となります。
ここのエイドには昔スイカが置いてあったので期待していたんですが、今回はなかったですねー。
日が暮れると未舗装区間は走りにくいです。
ライトに照らされると白っぽい土で凹凸が見にくく、しばしば足を取られます。
時折、サポートカーが横を通りますが、道の端に寄らないといけないし、ほこりが舞ってちょっと腹立たしいです
未舗装区間を抜けた所にエイド。
ここから登りが始まります。
ハムが張っていいるので登りが辛いです。
だいぶ登った(あくまで体感的にですが)ところにやっと明かりが見えてきたらそこがエイド。
さらに登ってピークを越え、下っている途中の集落の中にある酒場のエイド。
横断幕に日本語も書いてありますよ。
久しぶりに人がたくさんいるので少し嬉しくなります。
脚がきついのでここでは座って休憩しました。
リスタートします。
いつものように子供たちが進む方向を案内してくれます。
いやいや、道は知ってるよー、と言いながら進みます。
真っ暗な中、細い道をしばらく下りますが、下りも脚がキツいなー。
前回はここの下りで胃をやられたということもあり、ゆっくりと下ることにしました。
下りきって右へ曲がる所にエイド。
さらに真っすぐな幹線を進んで行くとエイド。
ここまで来ると、大エイドが近いと思えるので気持ちが楽になります。
集落に入って少し進むと右折して急坂を登ります。
声がする方に曲がって進むと夜なのに賑やかなLyrkiaのエイド(148km地点)に到着です。
座って補給していると、ワーッという歓声と拍手が沸き起こります。
続々と後続のランナーが到着。
さて出発しますか。
再び寂しい夜の世界へ。
ノロノロペースで進みます。
もうたった3kmがはるか遠くに感じます。
ようやく左手に見えてくるエイド。
辛そうにしているランナーに大丈夫かと声を掛けました。
吐いてキツい、もうダメかもとのことでした。
Kapareli村の小さな集落の中にあるエイドで再び人々に会います。
あー、登れなくてキツいです。
スープを飲めといつものように勧められますが、これまで一度も飲んだことがないです(笑)。
集落を出ると長い長い九十九折れの登り坂。
エイド1カ所の後、高速道路の灯りが見えるところまでさらに登っていきます。
この区間、だいぶ歩いちゃいました
サンガス山の麓のエイドでも座って温かい物を飲み休憩。
少々寒いです。
こんな調子だとゴールは何時ごろになるのかなー。
ここからはちょっとした登山区間。
いつもなら少しでも速く登ろうとさっさか歩くのですが、今回は脚が重くてふらふらと歩きます。
明るい時間帯だと崖が怖いという話を聞かされていたのですが、今回はゆっくり歩きだったので周りを見る余裕があり、初めてその意味が分かりました。
いつもは周りが見えてなかったから怖くなかったんですね。
山の頂上のエイドは寒いのでスルーしてすぐに下ります。
昔に較べれば下りやすい路面になったように思います。
でも今回は脚の調子が悪いのでバランスを崩しやすくてゆっくりとしか下りられません。
山を下ったところにあるSangas村のエイドまで遠く感じました。
村から出るとゆるやかな下りのロード。
幹線みたいですが、ここまで山越え区間だったからサポートカーも通らないし、夜中なので他のクルマもほぼ通りません。
エイド2つを過ぎたら、次はようやくNestaniの集落にあるエイド(171km)。
ここで初めて現在時刻と関門時刻を確認しました。
これまで関門時刻なんて一度も気にしたことがなかったんですが、今回はそんなに時間に余裕はないみたい。
脚が完全に止まったらヤバいかもしれません。
村を出たら真っすぐな国道を進みます。
2カ所目のエイドの前を左折して細い道へ。
さらにアンダーパスの前のエイドを過ぎて右折、高速道路の左を走る道を進みます。
ここからは真っ暗で真っすぐな田舎道。
次のエイドまでの距離が長く、この辺りでは話し相手が欲しいところです。
前半にもちょくちょく抜きつ抜かれつしていたランナーと再会、ペースが合うので話し掛けました。
Ivan Zaborskiy選手(Russian Federation)。
髭を生やしていたからそうは見えなかったけれど、実はかなり若かったみたい(笑)。
去年は25時間台だったそうですが、今年は暑さにやられましたかね。
やはり話し相手がいると楽になります。
そしてLyrkiaの先で吐いていたランナー。
あの時キツいと言っていたのに何度も何度も再会しました。
彼に敬意を表し、会うたびにYou are a strong man!と声を掛けました。
後から調べたらドイツのランナーでしたね。
エイド1カ所を過ぎたら、次は集落の中の広場近くにあるエイド。
ここはこれまでに何度か場所が変わっており、今回も今までとは違う場所でした。
ちょっと空腹を感じていたので何か食べられる物はないかとテーブルの上を眺めてみると珍しい物を発見。
アルミホイルに包まれたジャガイモ。
バターもありました。
食べてみると塩味もありなかなかイケる。
これはアリだな~
このエイドの先に右折箇所があります。
初出場時に地面の矢印を見落として直進しロストしてしまった思い出の場所(笑)。
まぁ、今は地面の両サイドに矢印がたくさん書いてあるんで間違えることはないですが。
次のエイドの先のT字路を右折、その先を左折。
ここはたいていエイドスタッフが少し並走しながら道案内してくれますね。
線路を渡り、田舎道を進みます。
エイド1カ所を過ぎ、夜が明けてきました。
こんな手前で夜が明けるなんて初めて。
朝もやが激しく、視界は真っ白です。
いつも暗い中うまく写真が撮れなかった建物も、今回は明るいのでバッチリと。
そして明るい時間帯のTegeaの集落を初めて見ました。
遺跡もあったんですね、今まで見たことがありませんでした。
集落の中にあるTegeaのエイド(195km地点)に到着です。
トイレに寄って座って補給して、とウダウダしていたら、日本人女子トップがエイドに到着。
そしてすぐに出発してしまいました。
速ぇえー
ノロノロとリスタート。
しばらく走ると国道に出ます。
何といってもここからのアップダウンがキツい。
いつもこの区間を走り通すのを一つの目標にしています。
エイド7カ所に寄りながら、登っては下りを繰り返します。
日本人の若者に追いついたら、後ろをついてきました。
アップダウン3回くらいまでは近くにいたでしょうか。
終盤にこれだけ走れれば大したものですよ。
先ほど抜いて行った日本人女子トップもエイドで止まっているところをパス。
以前よりアップダウンが楽に感じられたのは収穫でした。
果てしなく感じられる登りもちゃんと脚が動いています。
とはいえ、いつもこの区間は思った以上に距離が進まないんですよ。
もう5km以上走っただろうと思ってGPSを見ると、まだ2kmちょいだった、なんてことがしょっちゅう。
ひたすら耐え続けるしかありません。
アップダウンが終わったら英雄の碑の先にあるCP68エイド(223km)に到着です。
ここまで来ればあとたったの23kmほど。
しっかり補給をしてエイドを出ようという時に、スタッフがこの先のコースについて説明してくれました。
6回目だから大丈夫!と返して、送り出してもらいました。
エイドを出てすぐの大きな登りをクリアしたらその先はひたすら下り続けてSpartaの町へ。
下りに入ってからはぶっ飛ばしました。
とは言ってもキロ5分台前半くらいまでですが。
エイドはできるだけ寄らないでパス。
Shellのガソリンスタンドのエイドが残り10km地点。
ここまで下ると傾斜が緩くなってスピードを出すのがキツいですが、ここまでの下りでいったんスピードを出したおかげか、比較的脚が動くようになりました。
Evrotas川の橋を渡り最後のエイドを過ぎるといよいよ町の中へ。
時間帯的に自転車の子供たちがいるのか不安でしたが、数人の子供たちが付いてくれました。
数名のランナーを、Congratulations!と声を掛けてから追い越します。
右折してゴール前最後の直線、ビクトリーロードへ入る手前でイギリスの2人組ランナーのすぐ後ろへ迫りました。
飛ばせばこの後ゴールまでの間に追い抜くことは可能でしたがそうはしませんでした。
ちょうどちょっと前に主にトレランの人たちが主体でしたが、SNS界隈で「ゴールの作法」っていうのが話題になっていたんですよね。
だいぶ前ではありますが、ウルトラのゴール前では追い抜いてはいけない、と先輩から聞かされていたこともあり、まぁ今回は順位とかタイムとかどうでもいい位置だし、ということで。
ここまで伴走してくれた自転車の子供たちにお礼を言ってレオニダス王像の足元へ。
後から思いましたが、前後のランナーとゴールの間隔が狭いとゴール写真をちゃんと撮ってもらえないな~
記録:30h40'24" (30位)
過去2番目に悪い結果でした。
練習は積んだけれど、本番までに疲労が抜けなかったですね。
ゴール後は医療スタッフに連行されます(笑)。
足の洗浄や消毒が終わったら、食べ物と飲み物を渡されタクシーでホテルまで送り届けられます。
脱水症状のある人はここで点滴されたり、場合によっては病院で一晩過ごすことになります。
自分は元気なので日本人選手の宿泊ホテルへ。
日本人3番目のゴールだったので、シングルの部屋をもらえました。
例によって後片付けが大変。
テーピング剥がしてウェアを脱いで、シャワーと簡単な洗濯。
ベランダに洗濯物を干してから、ほんのちょっとだけ寝ました。
夕方、この夏一緒に練習をしてきた仲間のランナーのゴールを見届けに、ホテルからすぐのゴール地点へ向かいます。
おっ、まだビクトリーロード沿いに自分の写真が飾られていました。
ランナー達が続々とゴールしてきます。
ふらふらと蛇行しながらやってきた仲間のランナーはゴール後車椅子で運ばれ、点滴2本を受けたのでした。
全体の最終ゴール者も日本人女子。
こちらはもっとよれよれの壮絶なゴールで、病院に運ばれ一晩を過ごしたそうです。
みんな凄い根性です
宿泊ホテルすぐ近くの別のホテルが夕食会場でした。
レース後で味覚がおかしくなっているから味はよく分かりませんが、すべて平らげました。
夕食後は町の中央の広場で行われる終了セレモニーを見学。
途中で切り上げ、部屋飲みで仲間とワインをいただき、後は爆睡。
やっと終わった~
エイドを出てすぐに子犬に絡まれる(笑)。
坂を登っていき、小さなピークを越えて次のエイドのすぐ先を左折します。
前方右手の岩肌に昔の住居跡のようなものがあるんですが、今回は真っ暗でよくわかりません。
10年前は細かったこの道もずいぶんと幅の広い道に変わりました。
やはり暗いとペースが落ちますね。
次のエイドの先の分岐を右に進むとやがて未舗装区間となります。
ここのエイドには昔スイカが置いてあったので期待していたんですが、今回はなかったですねー。
日が暮れると未舗装区間は走りにくいです。
ライトに照らされると白っぽい土で凹凸が見にくく、しばしば足を取られます。
時折、サポートカーが横を通りますが、道の端に寄らないといけないし、ほこりが舞ってちょっと腹立たしいです
未舗装区間を抜けた所にエイド。
ここから登りが始まります。
ハムが張っていいるので登りが辛いです。
だいぶ登った(あくまで体感的にですが)ところにやっと明かりが見えてきたらそこがエイド。
さらに登ってピークを越え、下っている途中の集落の中にある酒場のエイド。
横断幕に日本語も書いてありますよ。
久しぶりに人がたくさんいるので少し嬉しくなります。
脚がきついのでここでは座って休憩しました。
リスタートします。
いつものように子供たちが進む方向を案内してくれます。
いやいや、道は知ってるよー、と言いながら進みます。
真っ暗な中、細い道をしばらく下りますが、下りも脚がキツいなー。
前回はここの下りで胃をやられたということもあり、ゆっくりと下ることにしました。
下りきって右へ曲がる所にエイド。
さらに真っすぐな幹線を進んで行くとエイド。
ここまで来ると、大エイドが近いと思えるので気持ちが楽になります。
集落に入って少し進むと右折して急坂を登ります。
声がする方に曲がって進むと夜なのに賑やかなLyrkiaのエイド(148km地点)に到着です。
座って補給していると、ワーッという歓声と拍手が沸き起こります。
続々と後続のランナーが到着。
さて出発しますか。
再び寂しい夜の世界へ。
ノロノロペースで進みます。
もうたった3kmがはるか遠くに感じます。
ようやく左手に見えてくるエイド。
辛そうにしているランナーに大丈夫かと声を掛けました。
吐いてキツい、もうダメかもとのことでした。
Kapareli村の小さな集落の中にあるエイドで再び人々に会います。
あー、登れなくてキツいです。
スープを飲めといつものように勧められますが、これまで一度も飲んだことがないです(笑)。
集落を出ると長い長い九十九折れの登り坂。
エイド1カ所の後、高速道路の灯りが見えるところまでさらに登っていきます。
この区間、だいぶ歩いちゃいました
サンガス山の麓のエイドでも座って温かい物を飲み休憩。
少々寒いです。
こんな調子だとゴールは何時ごろになるのかなー。
ここからはちょっとした登山区間。
いつもなら少しでも速く登ろうとさっさか歩くのですが、今回は脚が重くてふらふらと歩きます。
明るい時間帯だと崖が怖いという話を聞かされていたのですが、今回はゆっくり歩きだったので周りを見る余裕があり、初めてその意味が分かりました。
いつもは周りが見えてなかったから怖くなかったんですね。
山の頂上のエイドは寒いのでスルーしてすぐに下ります。
昔に較べれば下りやすい路面になったように思います。
でも今回は脚の調子が悪いのでバランスを崩しやすくてゆっくりとしか下りられません。
山を下ったところにあるSangas村のエイドまで遠く感じました。
村から出るとゆるやかな下りのロード。
幹線みたいですが、ここまで山越え区間だったからサポートカーも通らないし、夜中なので他のクルマもほぼ通りません。
エイド2つを過ぎたら、次はようやくNestaniの集落にあるエイド(171km)。
ここで初めて現在時刻と関門時刻を確認しました。
これまで関門時刻なんて一度も気にしたことがなかったんですが、今回はそんなに時間に余裕はないみたい。
脚が完全に止まったらヤバいかもしれません。
村を出たら真っすぐな国道を進みます。
2カ所目のエイドの前を左折して細い道へ。
さらにアンダーパスの前のエイドを過ぎて右折、高速道路の左を走る道を進みます。
ここからは真っ暗で真っすぐな田舎道。
次のエイドまでの距離が長く、この辺りでは話し相手が欲しいところです。
前半にもちょくちょく抜きつ抜かれつしていたランナーと再会、ペースが合うので話し掛けました。
Ivan Zaborskiy選手(Russian Federation)。
髭を生やしていたからそうは見えなかったけれど、実はかなり若かったみたい(笑)。
去年は25時間台だったそうですが、今年は暑さにやられましたかね。
やはり話し相手がいると楽になります。
そしてLyrkiaの先で吐いていたランナー。
あの時キツいと言っていたのに何度も何度も再会しました。
彼に敬意を表し、会うたびにYou are a strong man!と声を掛けました。
後から調べたらドイツのランナーでしたね。
エイド1カ所を過ぎたら、次は集落の中の広場近くにあるエイド。
ここはこれまでに何度か場所が変わっており、今回も今までとは違う場所でした。
ちょっと空腹を感じていたので何か食べられる物はないかとテーブルの上を眺めてみると珍しい物を発見。
アルミホイルに包まれたジャガイモ。
バターもありました。
食べてみると塩味もありなかなかイケる。
これはアリだな~
このエイドの先に右折箇所があります。
初出場時に地面の矢印を見落として直進しロストしてしまった思い出の場所(笑)。
まぁ、今は地面の両サイドに矢印がたくさん書いてあるんで間違えることはないですが。
次のエイドの先のT字路を右折、その先を左折。
ここはたいていエイドスタッフが少し並走しながら道案内してくれますね。
線路を渡り、田舎道を進みます。
エイド1カ所を過ぎ、夜が明けてきました。
こんな手前で夜が明けるなんて初めて。
朝もやが激しく、視界は真っ白です。
いつも暗い中うまく写真が撮れなかった建物も、今回は明るいのでバッチリと。
そして明るい時間帯のTegeaの集落を初めて見ました。
遺跡もあったんですね、今まで見たことがありませんでした。
集落の中にあるTegeaのエイド(195km地点)に到着です。
トイレに寄って座って補給して、とウダウダしていたら、日本人女子トップがエイドに到着。
そしてすぐに出発してしまいました。
速ぇえー
ノロノロとリスタート。
しばらく走ると国道に出ます。
何といってもここからのアップダウンがキツい。
いつもこの区間を走り通すのを一つの目標にしています。
エイド7カ所に寄りながら、登っては下りを繰り返します。
日本人の若者に追いついたら、後ろをついてきました。
アップダウン3回くらいまでは近くにいたでしょうか。
終盤にこれだけ走れれば大したものですよ。
先ほど抜いて行った日本人女子トップもエイドで止まっているところをパス。
以前よりアップダウンが楽に感じられたのは収穫でした。
果てしなく感じられる登りもちゃんと脚が動いています。
とはいえ、いつもこの区間は思った以上に距離が進まないんですよ。
もう5km以上走っただろうと思ってGPSを見ると、まだ2kmちょいだった、なんてことがしょっちゅう。
ひたすら耐え続けるしかありません。
アップダウンが終わったら英雄の碑の先にあるCP68エイド(223km)に到着です。
ここまで来ればあとたったの23kmほど。
しっかり補給をしてエイドを出ようという時に、スタッフがこの先のコースについて説明してくれました。
6回目だから大丈夫!と返して、送り出してもらいました。
エイドを出てすぐの大きな登りをクリアしたらその先はひたすら下り続けてSpartaの町へ。
下りに入ってからはぶっ飛ばしました。
とは言ってもキロ5分台前半くらいまでですが。
エイドはできるだけ寄らないでパス。
Shellのガソリンスタンドのエイドが残り10km地点。
ここまで下ると傾斜が緩くなってスピードを出すのがキツいですが、ここまでの下りでいったんスピードを出したおかげか、比較的脚が動くようになりました。
Evrotas川の橋を渡り最後のエイドを過ぎるといよいよ町の中へ。
時間帯的に自転車の子供たちがいるのか不安でしたが、数人の子供たちが付いてくれました。
数名のランナーを、Congratulations!と声を掛けてから追い越します。
右折してゴール前最後の直線、ビクトリーロードへ入る手前でイギリスの2人組ランナーのすぐ後ろへ迫りました。
飛ばせばこの後ゴールまでの間に追い抜くことは可能でしたがそうはしませんでした。
ちょうどちょっと前に主にトレランの人たちが主体でしたが、SNS界隈で「ゴールの作法」っていうのが話題になっていたんですよね。
だいぶ前ではありますが、ウルトラのゴール前では追い抜いてはいけない、と先輩から聞かされていたこともあり、まぁ今回は順位とかタイムとかどうでもいい位置だし、ということで。
ここまで伴走してくれた自転車の子供たちにお礼を言ってレオニダス王像の足元へ。
後から思いましたが、前後のランナーとゴールの間隔が狭いとゴール写真をちゃんと撮ってもらえないな~
記録:30h40'24" (30位)
過去2番目に悪い結果でした。
練習は積んだけれど、本番までに疲労が抜けなかったですね。
ゴール後は医療スタッフに連行されます(笑)。
足の洗浄や消毒が終わったら、食べ物と飲み物を渡されタクシーでホテルまで送り届けられます。
脱水症状のある人はここで点滴されたり、場合によっては病院で一晩過ごすことになります。
自分は元気なので日本人選手の宿泊ホテルへ。
日本人3番目のゴールだったので、シングルの部屋をもらえました。
例によって後片付けが大変。
テーピング剥がしてウェアを脱いで、シャワーと簡単な洗濯。
ベランダに洗濯物を干してから、ほんのちょっとだけ寝ました。
夕方、この夏一緒に練習をしてきた仲間のランナーのゴールを見届けに、ホテルからすぐのゴール地点へ向かいます。
おっ、まだビクトリーロード沿いに自分の写真が飾られていました。
ランナー達が続々とゴールしてきます。
ふらふらと蛇行しながらやってきた仲間のランナーはゴール後車椅子で運ばれ、点滴2本を受けたのでした。
全体の最終ゴール者も日本人女子。
こちらはもっとよれよれの壮絶なゴールで、病院に運ばれ一晩を過ごしたそうです。
みんな凄い根性です
宿泊ホテルすぐ近くの別のホテルが夕食会場でした。
レース後で味覚がおかしくなっているから味はよく分かりませんが、すべて平らげました。
夕食後は町の中央の広場で行われる終了セレモニーを見学。
途中で切り上げ、部屋飲みで仲間とワインをいただき、後は爆睡。
やっと終わった~