どこまでも∞

フルマラソンは短距離走。どこまで走れるか、行ってみましょうどこまでも。

~100km

UTA100 by UTMB ~Finishまで~

もう暑すぎて耐えられないのでアンダーシャツを脱ぎ、ドロップバッグに入れてあった炭酸と補給食で一息。
コーラにスイカなどたっぷり補給して、さあ出発。

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来た道をそのまま引き返すのではなくエイドの右奥から細い道へ。
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Alternative Lookout展望台を往復してから元来た道へ合流し、復路の開始。
展望台ではゼッケンチェックの後、Lake Burragorangを眺めることができました。
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往路のランナーとエール交換しながら進みます。
さっきのすれ違いでも声かけたなーという見覚えのあるランナーもちらほら。
辛そうな顔しているランナーに笑顔を向けたら向こうもにっこりしてくれた時はとても嬉しい。
延々とすれ違いが続きます。
時々、復路のランナーを追い越すことも。
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行きに寄ったWPはスルー。
往路で往復した折り返し区間の入口を右手に見ながら左前方へ進みます。
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少し行くと、行きに寄ったCP2
復路でも立ち寄れたので、コーラをいただくことにします。
エイド手前でポンプ容器を持ったお姉さんが座ってたので、あっ、アルコール消毒するんだ、と思って手を差し出しました。
すると出てきたのは何と白いどろっとした液体でした。
これは何?と聞くと日焼け止め、との返答。
やはり
顔には日焼け止め塗ってあるのに、こんなにたっぷり手に乗せられてどうするんだー、と困ってしまいましたが、顔に加えて塗ってなかった両腕に塗って何とか消費しました。
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引き続き、往路のランナーとのすれ違い。
ここで会うということはまだ30kmも走っていないということなので、完走できるのか心配になります。

60kmを過ぎて少し脚が軽くなってきました。
お、いけるかも。
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快調に下りを飛ばしている時でした。
凹凸に引っかかり、ぐっと耐えた末に前のめり転倒、両手の掌底の皮がめくれて出血しました。
堪えたときに脚も攣った~

こんな未舗装林道で転ける訳ないよな、と思い、暑いからと指なしグローブを外してたのが失敗でした。
ミニタオルを両手で挟んで走りながら止血しました。

転倒トラブルに加え、かなり暑くて飛ばすと脚が攣ってスローダウンを繰り返しました。
やっとCP4 (Queen Victoria Hospital, 78.5km)に到着。
往路で何かの施設の敷地っぽい所、と思ったのはここでした。
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エイドを出たらぐちゃぐちゃのぬかるみを通ってトレイルへ。
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往路で道路右側の荒れ地の中をランナーが走って登っているのが見えたのはこのトレイルですね。
脚が攣るので登りは走れませんが。
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80km地点通過。
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行きに下ってきたロードを右手に見ながら不整地を進みます。
この辺りから50kmの部最後尾を捉え始めました。
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男女問わず横幅の大きい人が多かったですね。
日本じゃ、こんな体格の人がうじゃうじゃと50kmのレースに出ている光景はお目にかかれません
Well done!
You too!

何度もこんなやり取りをしました。

やがて往路のルートと離れます。
こんなところにも応援が。
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ロードを経由した後Little Switzerland Trailに入りました。
どの辺がスイスなんだろう?
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未舗装でも走りやすいんですが、飛ばすと脚が攣りそうに。
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Eagles Nest Fletchers Lokout Walking TrackEagles Nest Breakfast Point Walking TrackOvercliff TrackValley of the Waters Trackと往路とは違うルートでトレイルがつながれていました。
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Valley of the Waters Trackは往路でGrand Cliftop TrackからNature Trackに入った分岐の所で往路ルートに合流し、行きとは違ってゴルフ場の中は通らない別ルート、Lillians Bridge Trackを通ってFairmont Resort & Spaの敷地内を進みます。
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行きにはまだ支度中だったCP5 (Fairmont Resort, 87.7km)に到着です。
ここが最後のエイド。
しっかり補給します。
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ロードの登り坂を登り、左折して進みます。
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歩道から降りる時につまづいて一段下のアスファルトの道路へ前のめりにダイブ
本日3度目の転倒
今度は手袋のおかげで奇跡的無傷でした。
胸から着地したのでザック前側のソフトフラスクがクッションになってくれたのかもしれません。
フラスクが破裂しなくてよかった。
脚が上がってないんですよね~。

しばらく往路と同じロードを引き返した後、階段だらけのPool of Siloam Trackという往路と同じトレイルを引き返します。
次にロードへ出る手前で往路とは違うルートへ。
ほんの少しロードを経てトレイルへ。
またすぐにロードへ戻り、一瞬往路と同じルートを逆走した後、往路とは違ってロードではなくトレイルへ。
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Prince Henry Cliff WalkLeura Cascades Walking Trackとつないでその後はひたすらPrince Henry Cliff Walkを進みます。
往路はロードばかりで嫌になったのに、復路の最後はトレイルばかりで嫌になってきました(笑)
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暑さのため後半は脚が攣りまくりでした。
地元オーストラリアの選手と何度も行ったり来たりして再会するたびに挨拶してたんですが、自分が先行しては脚が攣ってスローダウンしているところを追い抜かれるの繰り返し。
しばらくお話ししたら、この選手、日本にも来たことがあるのだそう。
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残り4km表示の辺りでどう見ても同じエイジと思われるおじさん(つまりは自分もだけどw)が猛烈プッシュして後方から抜いていきました。
もしこれでエイジ入賞逃したりしたら後悔するよなー、と思いましたがとてもじゃないけど追いつく気がしませんでした。
でもあと4km、ここでジェルを摂っておかないともたないな、と補給したらなぜかいきなりスイッチが入りました。
追いついてやる、とスピードを上げて追いかけます。
Three Sisters walkを必死で飛ばし、Echo Pointからは再び往路と同じルートを逆走。

往路と同じルートから左に分かれてKatoomba Falls方面へ。
ここもPrince Henry Cliff Walkです。
このトレイルは必死で、写真を撮っている余裕はありませんでした。

残り2kmを切ったところでついに追いつき、少し後ろについて様子を見てから追い抜きました。
下り階段でぶっ飛ばし、ガツンと一気の階段登りの途中で後ろを見て、追いついて来る気配がないことを確認して一安心。
Scenic Worldの中を通り、そのまま逃げ切りました。

途中はスローダウンして酷かったけど、ちゃんとラストスパートでき、最後は脚が攣りそうなのを堪えながらゴールしました。
結局、エイジ入賞(年代別3位)までは13分ほど足りてませんでした。
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Finish (KCC Oval, 100km)

結果: 11h33'26"
男女総合81位(年代別5位)



ゴールしたらタオルを掛けてもらい、メダルかと思いきやバックルを首に掛けてもらいます。
バックルは14時間以内のゴールで貰えるシルバー
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そして必携品チェックの対象は使わなかった反射ベストビーニーでした。

後半何度も一緒に走ったオーストラリア在住の選手のゴールを待つ間にフルーツをたらふく食べました。
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握手して健闘を称えあい、お別れ。
残りの滞在を楽しんでね、と言われました。
やっぱり海外レースはいいですね

ホテルまで歩いて戻りましたが日暮れも近づきだんだん冷えてきました。
タオルを貰えて助かりましたよ。

ホテルに戻ってからは案の定何もする気が起きず、じっとしていたらブルブルと震えが始まったので暖房をMaxにしてシャワーで温まりました。
冷蔵庫に用意しておいたクラフトビールカップ麺を補給して眠りにつきました。
あー、満足

UTA100 by UTMB ~CP3まで~

Shortcut Trackを進み、いったんロードに出た後Wentworth Falls Lookout Trackへ。
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川を渡る手前で速い女子選手に抜かれました。
この近辺で沢山の人に抜かれたような。
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しばらく草原の中の未舗装路って感じの道を走ります。
すでに脚が重いなー
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またロードに出ました。
だんだん暑くなってきました。
そしてロードは下って行きます。
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あれ、道路右側の荒れ地の中を走ってこちら側へ登ってくるランナーが見えます。
もう先頭が折り返してきたのか?
いや、いくら何でも速過ぎるよね?
事態が理解できないまましばらく進みます。

何かの施設の敷地っぽい所を過ぎると未舗装林道
トレイルではなくKings Tableland Rdという名前が付いていました。
前から続々と折り返しのランナーがやって来ます。
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ここで初めて理解しました。
ゼッケンの色が違います。
そっか、さっきから速い人にたくさん抜かれたのは、50kmの部のランナーだったのでした。
しばらく進むと50kmの部の折り返し地点がありました。
100kmの部はそのまま直進します。

幅の広い未舗装林道Kings Tableland Rdを進みます。
ここもブルーマウンテンズ国立公園の中みたいです。
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50kmの部のランナーがいなくなったのでだいぶ寂しくなりました。
ほとんどが走りやすい路面でしたが、たまにこういった荒れた地面もありました。
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CP2 (Kings Tabeland Road, 31.7km)に到着。
脚が重くてここまで結構遠く感じました。
コーラをいただいてすぐに出発。
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エイドを出てすぐに左折してAndersons Trailに入ります。
ここを進んで途中で折り返して戻ってきます。
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しばらく進むとトップがやってきました。
すれ違うランナーにはできるだけ視線を合わせてニコッと笑顔を見せると、かなりの割合で笑顔を返してくれたり声かけしてくれたりサムズアップで応えてくれたりするので楽しいです。
口角上げるって大事だな、と思いました。
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向かいからやってくるランナーの数を数えればだいたいの順位が分かるはず。
数えていて嫌になりました。
何と90番くらい
走れてないな~、ここから巻き返せるのか・・・

コーンのところで折り返し
来た道を引き返します。
やはり脚が重い。
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向かいからやってくる往路のランナーとエール交換
奥武蔵ウルトラみたいで楽しいです。
オーストラリアではあまりGood jobと言わないらしく、Well doneとかGood luckとかNice workとかバリエーションがたくさんあって、何と返そうか戸惑うこともしばしばでした。
2つ目か3つ目にMから始まる単語を使っているように聞こえることが時々あったんですが、何といっているのかずっと理解できずで。
my○○」と聞こえるんですよね。
レースが終わってから調べてみると、mateだったのではないかと思います。
オーストラリアだとメイトじゃなくマイトと発音するようなので。
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45km地点を過ぎ、分岐まで戻ってきたら左折して再びKings Tableland Rdへ。
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少し進むとWP (Tableland Rd, 46km)
もうかなり暑いです。
給水して先へ進みます。
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相変わらずの林道ですが、見慣れない花が色々咲いていたりでそれほど退屈ではありませんでした。
だから花の季節なんでしょうか。
1度、何てことない平らな場所で転倒しましたが幸いにも無傷でした。
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キツイ登りは歩いてやり過ごし、ようやく林道終点の駐車場にあるCP3 (McMahon's Point, 58km)に到着です。
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UTA100 by UTMB ~CP1まで~

昨夜は台風のような凄い風で、窓がガタガタいっていました。

スタート地点まで歩きます。
もうすぐ夜明け。
今日も風があって寒いです。
ホテルを出るのはもっとギリギリでもよかったかな。
テントの中で寒さをしのぎます。
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簡易トイレは当然洋式
水を流すのは足踏ペダルではなく手で引くレバーでした。
中に手洗い場所も付いてました。
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第1ウェーブのスタートは6時20分、もう明るいのでライトを着ける必要なし。
スタート10分前でも誰も並んでいませんけど(笑)
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ですが、5分前にはもうびっしり
コース変更で過去のデータが全く参考にならないので、特に作戦もなく走ることにしました。
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ということで例年とコースが全く違うし、開催日程も本来は5月なので、このブログの情報は来年以降ほとんど役に立ちません(笑)

変更前
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変更後
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さてスタート。
いきなりみんな凄い勢いで最初のロードの坂を駆け登って行きます。
100kmとは思えないスピード
脚の具合が良くないこともあり、もうマイペースで行きます。
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ここを登って下って往復し、スタート地点横を通り過ぎて、会場まで歩いてきたロードの急坂を登って下って往復します。
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いきなり結構キツイ。
最初の下りでスリーシスターズがちょっとだけ見えました。

Prince Henry Cliff Walkを通ってロードを走りEcho Pointへ。
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スリーシスターズが見える展望台ですが、コースはパイロンで仕切られたインコース。
う、見えない
コースから外れて写真を撮ろうと思ったりもしましたが、まぁ明日もう一度来ればいいかと断念。
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延々ロードが続きます。
登り坂はなかなかキツイですが多くは歩かず走りました。
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やっとPool of Siloam Trackというトレイルに入ったかな、と思ったら森の中は階段だらけ。
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なんか香港トレイルと似ているなー。
そう言えばオーストラリアも香港もイギリスの支配を受けていたからそのせいかも、なんて考えながら走っていました。

バーンと広がる山々
でもこれ広すぎて、写真に撮っても全然伝わらない景色なんですよね。
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Grand Cliftop Walkというトレイルを抜けたらまたロード。
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しばらく走るとFairmont Resortというリゾート施設っぽい中へ。
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復路に寄るCP5はまだ準備中でした。
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ゴルフ場の中を通過。
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そしてトレイル。
Grand Cliftop TrackからNature Trackへ。
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2カ所、小川を渡る場所がありました。
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階段とか走れるトレイルとかを経てやっと1つ目のエイド。
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CP1 (Nature Track - Wentworth Falls, 18km)に到着。
ここにはコーラがないので、スイカ一切れ食べてさっと出発しました。
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第26回奥武蔵ウルトラマラソン

本日は11年連続11回目奥武蔵ウルトラ78km

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昨年10回目の完走だったので、今回はゼッケンがグリーンになりました。
今年はスペシャルドリンクが置けなくなってしまい残念。
気温が低かったので支障はありませんでしたが。

金曜夜に東京-小田原87kmの夜間走をやってからのセット練だったので、身体が重かったのはいたしかたなし。
そこそこ走れていい練習になりました。
知り合いランナー多数と会えて楽しかったです。

グリーンゼッケンで走れたので、これで奥武蔵ウルトラからは卒業します。
サロマも昨年ブルーゼッケンで走ったので今年は卒業しましたし。
もちろん、また気が向いたらそのうち再入学するかもしれないですけどね
来年は応援ランでもするかな・・・



記録:6h45'47"
41位(年代別6位入賞)

第33回サロマ湖100kmウルトラマラソン

午前1時10分起床。

いろいろ準備して2時に宿を出発。
やっぱり降ってますね。

ゴール地点の駐車場には2時40分過ぎに到着。
駐車場になっているグラウンドはぬかるんでグチャグチャでした。
スタート地点行きのバスに乗り込み、しばし熟睡
4時前にスタート地点に到着しました。
ワンウェイのウルトラはスタートする前も大変です

前日の受付会場になっている体育館が待機スペースになっていることを11年目にして初めて知ったという・・・(笑)
そしてその一角がサロマンブルーメンバーの控室(?)。
手荷物預けはトラックへの積み込みではなく、この場所で行われます。
袋の色が一般の赤、青ではなく、白地に赤と青になっています。
スペシャルドリンクもここで預けられるようでしたが、先に外で預けてきちゃいました。
今年は余裕を持って準備ができたので、あたふたせずスタートを迎えられました。

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雨は止んでいて、気温もちょうどいい感じです。
サロマ用の練習は特にしていないので、走りだしの感じでペースを決めることにしていました。
4'25"ペースでキツくなかったので、序盤はこのまま行きます。
もちろん後半が大変になるのは分かっていますが(笑)。

知り合いランナーと前後しながら最初の折り返しを目指します。
実に走りやすい気候で、気持ちのいい朝
この区間、チームメイトの1人をぽっちゃりさせたらこんな感じかも、と思える優しそうな警備員のおじさんが毎年立っていて、「がんばって~」とにこやかに応援してくれるのが楽しみです。
そして今年は、道の反対側のエイドで高校生が何かを叩きながらいいリズムでガンガン応援してくれていて気持ちがよかったです。

久しぶりにサロマとしてはいいペースで走れているので、先頭とすれ違う場所もここ数年よりはずっと折り返し地点寄りでした。
折り返してからは知り合いを探しながら楽しく走ります。
ただ、これまで25kmを過ぎて30km手前でガクッと失速することが多かったので、ここを乗り越えることをまずは目標にしました。
30kmのほんの少し手前で落ち始めましたが、まだ許容範囲
スペシャルは出てくるまでにちょっと手間取りましたが、ここのエイドは序盤なのでしょうがないです。
これまでにも何度かこういうことはありましたから。

30kmを越え、農場地帯から国道に出るまでの区間でキツくなり始めます。
そして国道に出てから我慢が続きます。
でもここ数年と較べると落ちていない。
このまま何とか耐えたいです。

42.195kmの通過は3h08'台といい感じ。
ここから大エイドまでを何とか乗り越えたいところ。
しかしペースが落ちてきたのか、早くも女子トップに追いつかれました。
ちょこっとお話ししてしばらく並走しましたが、すぐに追いつけなくなりました。
そして追走してくる女子2位。
しばらくすると女子3, 4, 5位。
うーむ、100km日本代表争い熾烈な戦いになっていますね

今回、大エイドにはレインウェアしか預けてありませんでした。
天気も大丈夫そうだし、受け取らずに進みます。
ただしポケットには万が一のためのゴミ袋はしのばせてありますよ。

暑くなってきました。
エイドではかぶり水が必要です。
これぞサロマって感じになってきました

50kmを過ぎ、登りで落ちたペースが回復しません。
これでは8時間切りが厳しそう。
でも頑張っても5分/kmペース近くまでしか上がらないんですよね。

二度目のスペシャルエイドでドリンクを受け取ります。
いつもならエイドのずっと先の曲がり角にもごみ箱が置いてあるんですが、おっと今年はないじゃないですか
仕方がないので、パンツの後ろに空きボトルを挟んで走りました。

斎藤商店ではおしぼりで顔を拭かせてもらい、すぐさまリスタート。
70kmを過ぎ、おしるこエイドは食べずに飲み物だけでトイレに寄ってリスタート。
走り始めたんですが、いかん、これはヤバいという脚の状態でした。
脚の後ろ側がメチャ重い
75kmをひいひい言いながら通過しましたが、もう攣る寸前
歩きを交えて何とか80km手前のスペシャルエイドにたどり着きました。
すでにワッカ原生花園を折り返してきた先頭の方のランナーがゴールへ向かうのが見えました。
このまま進むのは困難と判断、思い切って座って休みながら補給します。

5分近く休んだでしょうか。
ミストサウナをくぐってワッカに突入します。
お、さっきよりは全然走れますよ。
休んだのは正解でした

ワッカに入り、いつものようにオホーツク海が見えたところでテンションを上げようとしましたが、向かい風ということもありペースが上がりません。
どうあがいても8時間は越えちゃうのが明白ですしね。

ポツリポツと折り返してくるランナーに会います。
去年は低体温症寸前、リタイア寸前だったワッカ。
今年はお花も綺麗で、いい景色でした。

地の果てのような折り返し地点のを往復します。
ここはサロマ湖とオホーツク海がつながっている場所。
ここを折り返したら待望の追い風でした。

知り合いランナーとすれ違いながらゴールを目指します。
何とか脚は攣らずに済みました。
サロマは今年で卒業のつもりだったんで、もう一度8時間を切って気持ちよく終えたかったんですが、練習なしで達成できるほど甘くはなかったですね。


記録:8h07'12"


後日教えてもらったんですが、もはや今となっては恥ずかしいほど遅い、自分が持っていた100kmの県記録がようやく更新されたとのことでした。
更新したのは青学出身のランナーで、6時間40分台の記録だったそうです。
今回は世界記録も更新されたし100kmもはやスピード競技、ひと昔前とは別世界ですね。

ゴール後はサロマンブルーの控室に行きました。

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いったんシャワーを浴びに出てから、今回のメイン、足形取りをしました。
柔らかな粘土の板の上に足を乗せたら、ぐいぐいっと色々な場所を押し付けられます。
この足形、冬場に焼いて来年5月にゴール会場に設置されるそうです。
いずれ観光旅行でこの地を訪れて自分の足形を見てみたいものです。

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会場でまったりしていたら、天候が急変
気温が急低下、強い風、そして雨。
うわぁ~、ワッカにいる人はこりゃ大変だ。
天気予報通りだといえばそれはそうなんですが、この天候は厳しいですね。
こんな時、サロマンブルーの控室はありがたかったです。
ゴール後にもらえるチケットで鹿肉カレーホタテまんをいただきました。
そして三ツ矢サイダーの何と美味いことか(笑)

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この後は2018年平昌オリンピック日本代表で活躍したロコ・ソラーレの練習拠点でカーリングをするつもりだったんですが、16時過ぎに行ったら16時までに始めてもらわないとダメ、とまさかの関門アウト
100km走った後のカーリングは格別なんですが、残念無念。

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メダルは置いていないけど、オリンピック関連の展示があるからと言われ、初めて2階に足を踏み入れました。
本橋麻里選手提供のオリンピックグッズが展示してあり、行ってよかったです

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さてこの後は屈斜路湖近くの川湯温泉まで移動、居酒屋で大学時代の同級生との飲み会でした。

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特大のホッケやら厚岸の牡蠣やら、美味しい物をたくさん味わえました。
温泉も良かったですよ~

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プロフィール

てっちゃん

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